【サッカー】Jリーグ2026年までに秋春制に移行へ【秋春制とは?解説】
2026年秋までに、Jリーグのシーズンは秋春制に移行へ、というニュースがとびこんできました。複数のJリーグ関係者への取材で明らかになったそうです。
本記事では、Jリーグの現在のシーズン期間についてや、秋春制とは何か?や秋春制に移行することのメリットやデメリットについて解説します。
じつはこの秋春制の導入はずいぶん前から議論されてきていました。今回はこの秋春制について初心者向けにわかりやすく解説したいと思います。
秋春制とは何か?
まず、このシーズン「秋春制」とは何か?について解説します。
簡単にいうと、秋に始まって春に終わることです。
具体的な日程をいうと、秋春制とは9月(または8月に開幕して、5月に閉幕するシーズンになります。
Jリーグの現在のシーズンは?
2023年現在、Jリーグでは春秋制を導入しています。
春秋制とは、春に開幕して秋に終わるシーズンです。
春といっても、今年は2月17日が開幕戦でした。最終戦は12月3日に予定されています。
なぜ春秋制から秋春制に移行するのか?メリットとデメリット解説
なぜ、Jリーグは現行の春秋制から、秋春制に移するのか?について解説します。
大きな理由の一つに、世界のスタンダードに合わせるということがあります。
イングランドのプレミアリーグやドイツのブンデスリーガなど、欧州のほとんどがシーズン秋春制で行われています。
また、今年からアジアチャンピオンズリーグにおいても、秋春制に移行されました。
では、秋春制に移行することのメリットとデメリットはどのようなことがあるでしょうか?
Jリーグが秋春制に移行することのメリット
近年では、欧州リーグへ移籍して活躍する日本人選手も増えました。
欧州への移籍について考えると、Jリーグのシーズン期間と欧州のシーズン期間が同時期の方がより移籍がしやすく、新シーズンへの準備もしやすいという点がメリットだと考えられます。
やはり世界のスタンダードに合わせるという点が最大のメリットになります。世界レベルで行われる大会に出場するにあたってもコンディションの調整が楽になることが予想されます。
また、7月~8月にかけての猛暑の時期にリーグ戦がないことで、試合の質が向上する点があげられています。どうしてもこの猛暑時期の試合は運動量が落ちますからね。
Jリーグが秋春制に移行することのデメリット
ではデメリットはどういうことがあるでしょうか?
まずデメリットに挙げられるのが、クラブの地域によってハンデが生まれるという点です。
簡単に解説すると、秋春制に移行するということは冬の期間もシーズン中だということです。
そのため、雪が多く降る地域のクラブは必然的に雪の中での試合が多くなります。(ホームでの試合が多いので)
選手のパフォーマンスにも影響は出るでしょうし、怪我のリスクが増えたり、雪の中の試合では観客数の減少につながるかもしれません。
欧州のリーグでは、年末年始期間の中断はそれぞれのリーグで多少違います。
冬季の中断期間をどれくらい取るのか?など今後検討されていくと思いますが、北海道や東北などのクラブチームにとってはデメリットになる可能性がありますね。
まとめ
本記事では、Jリーグが2026年までに現行のシーズン春秋制から、秋春制に移行するというニュースについて、初心者にもわかりやすく解説してみました。
やはり世界のスタンダードに合わせるという流れはどのスポーツでも仕方ないことと思います。
今後細かい点を検討していくことと思います。メリットとデメリットにも触れましたが、よりよいJリーグになっていくことを祈ります。
個人的には、シーズン秋春制に移行するのは賛成です。(夏に欧州も日本も試合が無くて見れないのは残念ですが)
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