2026 FIFAワールドカップの決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)で、スイス代表とコロンビア代表が対戦しました。
試合は90分、さらに延長戦を終えても0-0のまま決着がつかず、PK戦へ突入。スイスがPK戦を4-3で制し、1954年大会以来72年ぶりとなる準々決勝進出を決めました。
スイスがワールドカップのPK戦で勝利したのは、今回が初めてです。
試合結果
スイス 0-0 コロンビア
延長戦終了後
PK戦:スイス 4-3 コロンビア
得点者・得点時間
両チームとも、90分と延長戦を通して得点はありませんでした。
試合経過
試合は、コロンビアが積極的にシュートを放う一方、スイスが組織的な守備で対応する展開となりました。
公式記録では、ボール支配率はスイス54%、コロンビア46%。シュート数ではコロンビアが15本、スイスが7本と上回りましたが、枠内シュートはコロンビア3本、スイス2本にとどまりました。
両チームとも決定機を得点につなげられず、前半は0-0で終了します。
後半に入っても均衡は崩れません。コロンビアは攻撃の圧力を強めましたが、スイスの守備陣とGKグレゴール・コベルがゴールを許しませんでした。
スイスもカウンターやセットプレーから得点を狙ったものの、コロンビアの守備を破れず、試合は延長戦へ突入しました。
延長戦でも得点は生まれず
延長戦でも両チームは慎重な試合運びを続けました。
コロンビアは94分にダビンソン・サンチェス、95分にルイス・ペレアが警告を受けるなど、激しい攻防となります。
スイスも選手交代を使いながら攻撃を試みましたが、最後までゴールは生まれませんでした。
120分を終えても0-0。準々決勝進出の行方はPK戦に委ねられました。
PK戦の結果
1人目
スイス:グラニト・ジャカ 成功
コロンビア:フアン・キンテロ 成功
1-1
2人目
スイス:ゼキ・アムドゥニ 成功
コロンビア:ダビンソン・サンチェス 失敗
2-1
3人目
スイス:マヌエル・アカンジ 失敗
コロンビア:ハミントン・カンパス 成功
2-2
4人目
スイス:セドリック・イッテン 成功
コロンビア:クチョ・エルナンデス 成功
3-3
5人目
スイス:ルベン・バルガス 成功
コロンビア:ルイス・ディアス 失敗
スイスが4-3でPK戦を制しました。
ルベン・バルガスが勝利を決める
PK戦で決着をつけたのは、スイスのルベン・バルガスでした。
両チーム3-3で迎えたスイスの5人目として登場すると、プレッシャーのかかる場面で冷静にキックを成功させました。
その後、コロンビアの5人目ルイス・ディアスが失敗。バルガスの一撃が、スイスを準々決勝へ導く決勝PKとなりました。
スイスがワールドカップ初のPK戦勝利
スイスにとって、今回の勝利は歴史的なものとなりました。
スイスは2006年大会のラウンド16でウクライナとのPK戦に敗れており、これがワールドカップで2度目のPK戦でした。
コロンビアを破ったことで、ワールドカップのPK戦で初勝利。さらに1954年の自国開催大会以来、72年ぶりにベスト8へ進出しました。
守備で耐えたスイス
スイスはコロンビアに15本のシュートを許しましたが、最後まで失点を防ぎました。
ニコ・エルベディやマヌエル・アカンジを中心とする守備陣が粘り強く対応し、GKコベルもゴールを守り抜きます。
攻撃では多くのチャンスを作れなかったものの、守備の集中力を切らさず、PK戦まで持ち込んだことが勝利につながりました。
コロンビアは無得点で敗退
コロンビアはシュート数でスイスを大きく上回りましたが、最後までゴールを奪えませんでした。
PK戦ではキンテロ、カンパス、クチョ・エルナンデスが成功。しかし、ダビンソン・サンチェスとルイス・ディアスが失敗し、準々決勝進出を逃しました。
ラウンド32ではガーナを1-0で破り、無敗のままラウンド16へ進んだコロンビアでしたが、スイスの堅い守備を最後まで崩せず、大会を去る結果となりました。
スイスの次戦
準々決勝へ進出したスイスは、次戦でアルゼンチン代表と対戦します。
試合は現地時間2026年7月11日午後8時、日本時間では7月12日午前10時に、アメリカのカンザスシティ・スタジアムで行われます。
アルゼンチンはラウンド16でエジプトに3-2で逆転勝利しました。
72年ぶりにベスト8へ進んだスイスが、リオネル・メッシを擁する前回王者アルゼンチンに挑みます。



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